DLALOGプログラムへの登録/シンポジウムへの申請のお奨め

若手研究者の皆様(特に新たに学位を取得された皆様)

時節がら、各大学で学位審査が行われ、新たに博士号を取得された方がたくさんいらっしゃることと思います。特にそのような若手研究者の皆様に、1)DLALOGプログラムへの登録 および 2)シンポジウムへの申請についてのお奨め、同時に 3)山田(名大)・横川(京大)が参加してきました、昨年12月に行われた第7回DLALOGシンポジウムの報告をさせていただきたいと思います。

1)DIALOGプログラムへの登録の奨め
DIALOG (Dissertations Initiative for the Advancement of Limnology and Oceanography)とは、水域科学に関する研究で最近博士号を取得した研究者を取りまとめているプログラムです(http://aslo.org/phd.html)。
登録資格は、2000年1月1日以降に学位を取得した方になります。HPはASLO (The American Society of Limnology and Oceanography)のHP上にありますが、ASLOの学会員である必要は全くありません。博士論文の要約を登録することにより、研究費の公募、最近の話題、就職情報などが記載されたニュースレターをメーリングリストで受け取ることができます。

2)DIALOGシンポジウムへの申請の奨め
DIALOGでは、年に一度、新規の学位取得者を対象とし、研究者として生き残っていくためのトレーニングを中心としたシンポジウムを開催しています。対象者は、シンポジウム開催年度の2年前以降に博士号を取得した研究者です。参加者には、旅費の一部と現地での生活資金の全てが賄われます。
なお、次回、第8回DLALOGシンポジウム(2006年秋に開催予定)への申請締め切りは、2006年5月1日(あと1ヶ月半くらい!)です(http://www.aslo.org/phd/dialogposter.pdf)。対象者は、2004年4月1日〜2006年3月31日間の博士号取得者です。該当する多くの方が申請し、審査に通ることを願っています。

3)DIALOGシンポジウムの内容
第7回DLALOGシンポジウムは、2005年12月3~10日の1週間、アメリカ合衆国アラバマ州Dauphin Island Sea Labにて行われました。参加者は、2003年4月1日〜2005年3月31日の間の博士号取得者44名(USA 24名、USA以外20名)でした。
内容は、研究発表:学位論文をまとめた8分間の口頭発表およびポスター発表・口頭発表では「効果的な発表が行えていたかどうか」を参加者同士で評価、ワーキンググループ:「効率の良い話し合い方法」を学んだ後、少人数のグループに分かれて、話し合いたい議題(学際研究について・研究生活について)を決め、話し合った内容をグループでまとめて発表、各方面の専門家による様々な助言や情報提供:効果的な研究資金の申請方法、メディアとどう向き合っていくか、などでした。
シンポジウムへの参加は、同年代の国外の友人もでき、日本では体験できない研修も受けられ、大変貴重な体験になったと感じています。是非多くの方に体感して頂きたいと思います。

最後に、DIALOGの主催団体であるWhitman大学およびASLO、日本海洋学会を含む各種共催団体、オーガナイザーであるWhitman大学 Susan C. Weiler氏、この報告をまとめるに当たり御助言を頂きましたCornell大学 吉田丈人氏(第5回シンポジウム参加者)に深くお礼申し上げます。

山田奈海葉(名古屋大学大学院環境学研究科)
横川太一(京都大学生態学研究センター)

日時: 2006年03月15日 12:05パーマリンクトラックバック(0)

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