平成20年度ニッセイ財団 環境問題
研究助成募集要項
人間活動と環境保全との調和に関する研究
-都市と環境の調和が持続する社会をめざして-
1.助成の主旨
ニッセイ財団では、21世紀の社会が活力あふれる
真に豊かな社会となるためには、調和のとれた
社会・自然環境に支えられた、活力と創造性ある、
人間性豊かな生活環境を一層確立していく事が
重要と考え、豊かな人間生活にとって欠かせない
基盤の一つである環境の改善・充実に資する
研究に対し、助成を行います。
2. 助成研究の区分と募集する研究
○ 研究課題について
研究課題につきましては「学際的総合研究」と
「個別研究」は同一課題とし、研究体制・研究
分野の多様性により「学際的総合研究」と
「個別研究」に分けて募集しています。
なお、幅広い研究分野の若手研究者への助成
として、上記「助成の主旨」を踏まえた研究全てを
対象とする「若手研究助成」を募集しています。
<学際的総合研究>
課題:人間活動と環境保全との調和に関する研究
-都市と環境の調和が持続する社会をめざして-
研究の期間:平成20年 10 月から
平成22年9月までの2年間
研究募集の趣旨:
・わが国では、戦後、人口の一部大都市への
集中化、ならびに一貫した飛躍的な経済成長
の中で、急激な都市化が進展しました。
20世紀の後半、人々は豊かさを追い求める
あまり深刻な環境破壊を繰り返し、
わが国においても特に、都市域の環境と
人間生活のバランスが、必ずしも正常でない
多くの課題を抱えることになりました。
21世紀は地球環境の時代と言われています。
これに加え、これから少子・高齢化社会を迎える
日本では、あらゆる分野で大きな転換期を
迎えております。都市問題につきましても、
都市のもつ環境と生活に関する新たな課題も
数多く出てきております。
そこで今年度から都市と環境の調和が持続
するような社会づくりをめざし、従来の問題の
解決だけでなく、新たな課題を掘り起こすことも
視野に入れた、時間軸・空間軸という
二つの視点を踏まえた研究を募集します。
・ この学際的総合研究では、取り上げた研究
課題に対し学問領域の枠をこえて学際的・
総合的な研究として、多方面・他分野の
大学研究者と行政機関や NPO・NGO・地域住民
等の実践活動者などが協働して推進する多分野
協力型、実践型、提言型の研究を募集します。
*1「都市化する環境による課題」
大気汚染、騒音、化学物質汚染、ヒートアイランド
現象、生息環境の消失 等。河川・地下水・
海洋汚染、安全な水の確保、ダム・河川堰問題、
水辺の荒廃 等
都市と緑(都市内農業・社寺林・公園・屋上緑化・
街路樹・里山 等)
中山間部の維持(と都市住民)、都市と景観 等
河川・沿岸とのふれあい(アメニティ・里川・里海 等)
沿岸漁業の維持
河川流域活動・沿岸活動と都市住民 等
都市コスト(廃棄物処理、公害対策等)の増大、
環境維持コストの増大 等
その他
<個別研究>
課題:(<学際的総合研究>の課題と同一とします。)
研究の期間:平成20年 10 月から
平成21年 9 月までの1年間
研究募集の趣旨:
・ 学際的総合研究と異なり、個別研究ではより
具体的な問題の研究を募集します。
すなわち、「自然とのふれあい・景観」「水・大気・生物環境」
「持続可能な都市経営」等、個別課題に対しての
システムやメカニズムの解明・改善策の提案や、
持続する社会に橋渡しのできる、「法律、経済、行・財政面」
等からの構造改革提案に関する研究を募集します。
<若手研究>
課題:ニッセイ財団研究助成の主旨(上記1.)を踏まえた
研究とし、特に課題を設定いたしません。
主旨にあります「人間性豊かな生活環境の確立」に役立つ
着想豊かな研究を期待します。
応募資格の制限:年齢は37歳未満
(昭和 46年 4 月 2 日以降生まれ)とし、
学生(院生含)は応募資格はありません。
研究の期間:平成20年 10 月から
平成21年 9 月までの1年間
研究募集の趣旨:
・本財団の研究助成の主旨に基づき、幅広い視野に立つ
研究を募集します。特に若手対象の研究であるため、
その研究を踏まえて、更に次のステップに発展し
得るような萌芽的な研究や基礎的な研究を募集します。
「研究題目に関するキーワード(例)」
○ 自然とのふれあい・景観
都市と緑(都市内農業・里山・社寺林・
公園・屋上緑化・街路樹 等)
中山間地域の維持(と都市住民)、都市と景観 等
河川・沿岸とのふれあい(アメニティ・里山・里海 等)、
沿岸漁業の維持 等
河川流域活動・沿岸活動と都市住民 等
○ 水・大気・生物環境
河川・地下水・海洋汚染への対応、安全な水の確保、
ダム・河川構造物問題、水辺の荒廃・浄化 等
大気汚染・騒音・化学物質汚染への対応と環境再生、
ヒートアイランド現象、生物生息環境の消失への対応 等
○ 持続可能な都市経営
都市コスト(廃棄物処理、公害対策等)の増大・環境維持
コストの増大への対応、
(環境保全・再生に関わる)雇用機会の創出、 等
都市中心部の空洞化・市街地周辺地域の過疎化への
対応等
その他H20年度ニッセイ財団環境問題研究助成募集要項 P3
3.成果の公表・普及について
本助成では研究の遂行と並び、助成による研究成果の
公表・普及を図ることが重要であり、研究成果・
提言が社会に受け入れられ、実践されて、はじめて
「環境問題への具体的貢献」であると考えています。
このため、当財団では市販を想定した、研究成果
出版物の刊行を支援する成果発表助成、助成研究の
成果を報告・討議するワークショップの開催、
「財団ホームページ」への研究報告書の掲載など、
助成成果の公表・普及や環境問題の啓蒙に
特に力を入れております。
研究助成を受けて研究を遂行した後、その成果の刊行も
計画されている方は成果発表助成活用を積極的に
ご検討ください。公表・普及の詳細については
弊財団ホームページをご覧ください。
http://www.nihonseimei-zaidan.or.jp
4.本年度募集の概要
本年度の助成概要は下表のとおり
区分学際的総合研究 個別研究課題
人間活動と環境保全との調和に
関する研究
-都市と環境:持続可能な社会をめざして-
助成金 総額 予定総額4千万円以内
1 件当り助成額
1件当り助成総額(2 年間分)
1000万円~2000万円
平均助成額 200 万円程度
助成期間 平成20年10月から2年間
平成20年10月から1年間
申 請 書 学際的総合研究申請書 個別研究申請書
応募締切 平成20年4月14日(月)〔消印有効〕
助成の決定
当財団選考委員会にて選考の上、9月上旬の理事会で決定
<若手研究>
① 課 題 ニッセイ財団研究助成の主旨を踏まえた若手研究者
の萌芽的(先駆的)研究とし、特に課題を設定いたしません。
② 助成金総額 予定総額 1000 万円以内
③ 1 件当り助成額 100 万円以下
④ 助成期間 平成20年10月から 1 年間
⑤申請書 若手研究申請書
⑥ 応募締め切り 平成20年4月14日(月)当日消印有効
⑦ 助成の決定・・当財団選考委員会にて選考の上、
9月上旬の理事会で決定助成対象とならない研究
<学際的総合研究・個別研究・若手研究 共通>
●営利を目的とした研究、営利につながる可能性の大きい研究
●他の機関から委託を受けている研究(予定を含む)
●海外出張のみを経費内容とする研究
●調査を主な目的とした研究
●技術開発・教材開発中心の研究
募集要項のPDFファイルと申請書の
PDFファイルおよびWord(Windows)ファイルを
ニッセイ財団ホームページよりダウンロードすることができます。
また、ダウンロードした申請書を用いて申請することができます。
5.応募資格
代表研究者の国籍・所属や資格は原則として問いません。
ただし、以下に該当する人は代表研究者にはなれません。
● 海外居住者
● 営利の追求を目的とする機関(企業)に所属する者
代表研究者は、当該研究組織を代表し、その中心と
なって研究のとりまとめを行ない、研究助成金の管理
及び報告事務等を含めて、研究計画の推進に責任を
持ちうる人とします。
6.助成金の使途
研究計画の遂行および取りまとめに必要な資金で、
後掲の「研究助成金費目一覧」のとおりとします。
7.応募手続
当財団所定の申請書に記入押印し、作成した
申請書の原本 1 部にコピー2 部を添付して当財団宛
に送付ください。
●申請書は日本語で記入してください。
●記載紙面の追加・規格外の紙面の使用ならびに認
めません。申請書以外の資料添付は作成願います。
●申請書コピーは両面コピーで
(1 ページ目の裏が 2 ページとなるように)
●申請書は原本、コピーとも左上部ホッチキス止め
としてください。
●申請書は受取を明確にするため、配達記録、
宅急便等でお送りください、また、4月12日以降に
応募する場合は配達記録速達にて送付願います。
●申請書は財団にて受付後、受領はがきまたは
電子メールを送付いたしますので、未着の場合は
ご確認願います。
* 申請書記載等の個人情報については助成選考時に
使用します。又、助成決定分については助成結果の
公表時に使用します。
8.選考方法
当財団での数度にわたる選考委員会において厳正かつ
公平に選考を行い、平成20年9月の理事会で
最終決定の予定です。
(1)「採」・「否」の結果は、申請者全員に文書で
ご通知します。
(2)「採」・「否」の理由に関しては、お問合せには応じかね
ますのでご了承ください。
なお、選考の結果、より充実した研究成果を挙げるため
研究対象・方法の変更、研究メンバーの補強などを
助成の条件とする事があります。
9.お問合せ先(申請書の送付先)
〒541-0042
大阪市中央区今橋3-1-7 日本生命今橋ビル4F
ニッセイ財団 環境問題研究助成 事務局
TEL (06)6204-4012
FAX (06)6204-0120
日時: 2008年02月05日 09:44パーマリンクトラックバック(0)
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